「こんにちはー、お疲れ様でーす!」 「寿弁当でーす。」 「あ…お弁当のお姉さん…」 「白坂さん!おつかれさまちゃ〜ん」 「今日のロケ弁は寿弁当さんなんですね!」 「五十嵐さんもお疲れ様!」 「今日でクランクアップとのことで、最後のロケ弁にみんなのプロデューサーさんがウチを選んでくれたわけです!」 「寿弁当…確かにうれしいわ。」 「は、はじめて事務所で食べた寿弁当がいまだに忘れられねえです!」 「おー、八神さんと奥山さんに褒められるとうれしいな〜!」 「ワタシものトコロのから揚げが大好きヨ。」 「いつもありがとー!!メアリーさん!」 「そういえば今回ってホラー映画なんだよね?」 「白坂さんホラー大好きだったよね?」 「…ホラーも、ゾンビも、大好き。」 「それに…初めて主役もらえたから…頑張ったよ…」 「ホラー苦手だけどみんなが出てるから映画絶対見に行くよー。」 「感想は絶対にみんなに言うから!!楽しみだな〜!」 「お姉さんにそう言ってもらえると…うれしい…」 「ちょっと!765プロには挨拶して、僕にはないの?」 「…あれ、帝くんもこの映画に出てるの?」 「…うん、ナギと私が幼馴染の役…」 「そうなんだ!ごめんねー、私765さんのプロデューサーさんから発注受けてたから知らなかったんだよ…」 「シャイニング事務所と言い、寿弁当も相変わらずぬけてるっていうか…まあいいけど。」 「い、いつもうちの兄がご迷惑おかけしております…」 「何言ってんの?しっかりにも振り回されてるけど?」 「ん?どういうこと…?」 「それにしても帝くんと白坂さんが幼馴染っていいキャスティングだねー。」 「なんか幼馴染って言われたら納得できる!」 「まあ、僕と小梅は同い年だし?それって背丈とかの問題でしょ?」 「同い年かー、二人とも若いなぁ…うらやましいなぁ…」 「おっと、ごめんね!話し込んじゃったね。」 「もう…帰るの…?」 「みんなの休憩時間にお邪魔しちゃ悪いでしょ?」 「べ、別に邪魔じゃないし…まだ居てもいいんじゃない?」 「み、帝くんがデレた…!」 「…う、うるさいよ!」 「ナギ…素直になればいいのに…」 「うーん…うれしいお誘いなんだけど…」 「まだ配達も残ってるし、今日はここでお暇するねぇ〜」 「あ、頭なでるとか…!子ども扱いしないでよね!」 「帝くんかわいいねぇ〜近いうちにまた配達あるから会えるよ!」 「ホントに?」 「HE★VENSさん宛の配達あったはずだし!会える会える!!」 「…じゃあ、我慢する。」 「白坂さんも、撮影あと少し頑張ってね!」 「…ありがとう、お姉さん。」 「主演頑張った白坂さんに、お姉さんが今度ごちそうしてあげるよ〜!」 「うれしい…あの子も喜んでる…」 「よーし!じゃあ後一軒配達いってきまーす!!」 「お騒がせしましたー!寿弁当でしった〜!!」 |